想定馬場トラックバイアス、コンディション 12月1日(金) /馬場虎太郎 トラックバイアス

2017年12月1日


想定トラックバイアス
12月1日(金)

中山芝
(過去2年の5回中山開幕週を参考)
想定馬場コンディション「稍軽い~標準」
想定トラックバイアス「 ・ 」

過去2年は開幕週でもパワーが必要で、2歳戦や下級条件の中長距離戦では重めのコンディション。
馬場が重いため、直線で伸びるのは難しく、内を通った馬が有利な状況も目立っていた。

ただし、今年は秋開催4回中山の路盤は例年に比べ軽く、終始良好な状態で終了した。
週中の降雨が全くなく乾いた状態でもあり、過去2年とは異なり軽めでスピードの出やすい馬場も想定される。
事前に状況を予測することは難しく、土曜の傾向を注視したい。


阪神芝
(過去2年の5回阪神開幕週を参考)
想定馬場コンディション「稍軽い~軽い」
想定トラックバイアス(内回り)「 ・ 」
想定トラックバイアス(外回り)「外・ 」

過去2年とも雨の影響をうけていて、去年は日曜の後半が重めのコンディション。一昨年は土曜の前半が重めのコンディション。それ以外は標準的なコンディション。
いずれにしても、開幕週らしい先行有利な状況は目立っていた。

今年は阪神芝の路盤が例年に比べて明らかに軽い。
週中の降雨が全くなく、週末も晴れ。軽いコンディション、高速馬場も想定される。
内回りは基本的に内を通る馬が有利な構造ではあるものの、今年の阪神芝の軽い路盤では外枠から高速上がりで差してくることも可能な状況が目立っている。
外回りは馬場が軽いほど内を通るアドバンテージが薄れ、直線での伸び勝負になる。外めの枠、そのなかでも末脚がしっかりしたタイプを狙いたい。


中京芝
(過去2年の4回中京開幕週を参考)
想定馬場コンディション「稍軽い~標準」
想定トラックバイアス「外・ 」

一昨年と去年では明らかに傾向が異なる。
去年は軽めのコンディション。路盤改修が行われている影響をうけていて、去年の傾向を参考にしたい。
全体的に外枠が有利になりやすい状況。
中距離でスローペースになった場合などには前残りもみられるものの、馬場に依る位置取りの偏りはほぼない。

今年も週中降雨なく、週末も晴れるため、去年と似たような状況が想定される。